冷たい熱

ふと眠りから目が覚めた
心はもう現実へと歩みを進めていたようだ
清々しい目覚めだ
草の声が聞こえてくる
風の香りが肌をくすぐる
澄んだ空気を脳へと送った
少しずつ世界が白んでいく
冬空の下
私を駆り立てる
自由への憧憬
未知への切望
活力への期待、、、

あぁ、こうしてはいられない
どこか遠くへと飛び立っていくあの鳥のように
もっと高いところへと

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kiyuhara tomokata